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母の備えはムダだった?備えがなくても、弟は今結婚して幸せに暮らしています

ゆみこねこ

親心


先日、このブログで話題にした私の弟。



私より3歳年下で今年59歳になります。彼が結婚したのは今から7年前なので、52歳のときですね。


母は死ぬまで独身の弟を案じていた


10年前に母が亡くなるまで、実家で母と暮らしており、その後はしばらく一人暮らしをしていました。弟がずっと独身だったため、母はずいぶん弟の行く末を案じていたようです。


自治会の役員が回ってきたとき、「本当はもう身体がキツイからやりたくないんだけど、私が死んだ後、弟が役員なんてやるとは思えない。だから、せめて今のうちに私が一所懸命にやらないと…」と言っていました。


そのとき私は『そんなことを今から言っていても始まらない。自分が死んだ後のことは弟に任せるしかないんだ。なんなら自治会をやめればいい』などと考えていたのですが。


また、母は亡くなる直前にわざわざキッチンなどの水回りのリフォームをしていました。これも母に言わせると「弟はこんなことできないだろうから、私が死ぬ前にやっておくんだ」ということ、なけなしの貯金をはたいていました。


結果としては、自治会のこともリフォームのことも、別に弟には何の影響もありませんでした。だって弟は結婚するために実家を出ることになったのですから。


引っ越しをしたら自治会など関係なくなりますし、リフォームは実家を買った人が好きなようにした方が良いでしょう。現在、実家は売りに出されていますが、なかなか売れないようですね(私は相続放棄をしたので、関係ない感じです)。


親心はありがたいけど…


親は残される子どものことを考えて、最後まであれやこれやとやろうとしますが、ムダになることも多いのだろうな、と思います。


親心というのは確かにありがたいものですが、無理をすることはありません。母は無理をしてリフォームなどしなくても良かったし、自治会の役員も身体がキツイと思ったら断ったって良かったです。


ちょっとは自分の幸せを考えてくれた方が、子どもとしては良かった。お母さんは無理をして、良い思いをしないまま死んでしまった…と亡くなった後に思うのは辛いです。


リフォームにかけたお金を少しでも自分に使っていたら、ちょっとは良い思いができたかな、などと考えてしまうのです。


まあ、自分が死んだ後のことはわかりませんから、なるべく備えておきたいという母の気持ちもわからなくはありませんが。


学びもあった


私はこのことから、一人の人間の人生なんて、いつどんなふうに変わるのかわからない、ということがわかりました。だから私も娘たちのことばかりを気にしても仕方がないと思います。


自分で備える力がない場合(娘たちのこと)、周りが備えてあげようと思うのが普通なのかもしれませんが、いくら私や夫が頑張っても娘たちの一生をカバーすることはできません。


私は生きている限りは一所懸命、死んだ後のことは知りません、という方向で娘たちと生きていこうと思っています。夫は自分が死んだ後の娘たちのことをすごく心配していますから、私の考えを聞いたら怒るだろうな~。


それにしても、弟が結婚したことを母が知ったらどんな顔をするだろう。亡くなった人に伝える術がないのが、残念でたまりません。

よろしくお願いします!